七月に入り、本日は暑さの厳しい一日となりました。今年ももう半ばに差し掛かりましたので、これから夏も盛りとなっていくでしょう。

七月は「文月」といいますが、その語源は短冊に歌や字を書き書道の上達を祈願した七夕の行事にちなみ「文披月(ふみひらきづき)」が転じたという説、また稲穂が膨らむ月であることから「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくみづき)」が転じたという説があるそうです。

さて、七月といえば七夕でございます。亀ヶ池八幡宮では七夕に向けて、社務所前に笹飾りを設置いたしました。

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七夕には笹を立てて、お願い事を書いた短冊を吊るすと願い事が叶うといわれていますが、もともとは、五色の糸などを笹に結びつけて飾り、裁縫や芸事の上達を祈ったのが始まりと言われてます。

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笹飾りの横に短冊をご用意しております。社務所受付にてペンをお貸し致しますので、皆様どうぞお願い事を書き、笹にお飾り下さい。

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また本日は、樹木伐採清祓のご奉仕がありましたのでご紹介致します。

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樹木伐採清祓は、樹木を伐採するにあたり、安全を願って執り行う祭祀です。
神道では古来より、山川草木(さんせんそうぼく)すべてに神様が宿ると考えられています。中でも、木は神様や精霊が宿る一番の目印と言われています。

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空へと一直線に伸びる松の巨木です。空高く枝葉を広げるその姿は、堂々たるものです。

今まで季節の移ろいとともに我々の目や心を楽しませてくれた事への感謝の奉告と、伐採工事をしても災いを被ることなく、順調に工事が終了する事を祈願致しました。

ご参列された皆様、本日はお疲れ様でございました。