本日は早朝より如月十五日の月次祭を、御本殿に於いて厳粛のうちに斎行致しました。

 

月次祭というのは、一月の最初と半ばに行なわれるお祭でございます。
月の始めと月の半ばを迎えた事を大神様にご報告申し上げますと共に、一日には一ヶ月の息災を、そして十五日には残り半月の息災を祈念致します。
亀ヶ池八幡大神様のご加護のもと、皇室の益々の弥栄、そして氏子をはじめ日本国民の安寧をご祈念申し上げました。
 
さて本日も冬晴れの広がるお天気でした。
今日この頃は、七十二候である「魚上氷(うおこおりをいずる)」に当たります。
七十二候は二十四節気を更に五日に分けた暦の分け方であり、気象の動きや動植物の変化を知らせてくれます。
魚上氷は春の暖かさで湖や川の氷が割れ、氷下で泳いでいた魚が氷の上に跳ね上がる頃を表します。
  
昨年の今頃では「春一番」が発表されました。
今年は昨年に比べ寒い日が続いておりますので、その分春一番の発表も遅くなっているようです。
ですが温かな陽気が降り注ぐのを見ますと、春一番もすぐそこに来ているのかもしれませんね。