本日11月23日は、勤労を尊び生産を祝い、国民がお互いに感謝しあう「勤労感謝の日」であります。

またこの日は、全国の神社で「新嘗祭」が斎行されます。新嘗祭は古くから国家の重要な祭祀として重んじられ、農作物の恵みに感謝する日でもあります。

伊勢の神宮では「神嘗祭」と呼び特に重要視され、春に天皇陛下によってお田植えされた稲を天皇陛下御自ら刈り取られ、天照皇大御神様を初めとした八百萬の神様にお供えし、陛下も食されます。天皇陛下が神様と同じ新穀をお召し上がりになられるという事は、祖先と同じものを食べ、祖先の残してくれたものへの大切さを受け継いでいく事になります。

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当八幡宮でも早旦より禰宜以下神職にて新嘗祭を斎行し、新穀に感謝の祈りを捧げました。

さて、明日は今日より更に気温がぐっと下がり、広い範囲で雪が降る予報が出ております。都心では11月に雪が降るのは五十数年ぶりの事で、異例の寒さとなりそうです。防寒は勿論ですが、通勤等で車両をご使用の方は路面凍結に十分お気を付け下さい。