上溝夏祭りこと八坂祭(お天王様)はいよいよあさって宵宮を迎えるということで準備も大詰めとなりましたが、本日は幣束(へいそく)についてお話します。

この幣束は、神輿の進む道を清める働きを担っています。道彦(みちひこ)という御神輿を先導する役目のものがこれを持ち、先頭を歩いて行きます。露払いという呼ばれ方をすることもあり、先頭を進む役割があるのですが、この上溝夏祭りでは、この幣束を亀ヶ池八幡宮にてすべて準備しています。

氏子上溝地域の各町会が幣束用にと神前に備えた麻や和紙を使い、神職が奉製しております。

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並べるとこのようになります。古くからの伝統でお宮で奉製しているのです。神輿の数分あるためたくさんありますね。

上溝夏祭りにお出掛けの際は先頭を歩く幣束にもご注目してみてはいかがでしょうか。