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本日は「こどもの日」であり、「立夏」でもあります。

「立夏」というのは二十四節気の一つで、この頃から段々と夏の訪れを感じられるようになると言われています。
さて、こどもの日は正式には「端午の節句」や「菖蒲の節句」と呼ばれ、日本の五つの節句のうちの一つになります。
古くは奈良時代に始まり、平安時代には貴族の宮廷行事であり、鎌倉時代には武家の行事、と変遷をたどり、今現在のような「鯉のぼり」や「武者人形」を飾る形態になったのは江戸時代とされています。

端午の節句に鯉のぼりを上げるのは、鯉は滝を登ると龍になるという故事にちなみ、男の子が「立身出世」をするように武者人形を飾るのは、鎧という防具が邪気や病気、災厄から身を守るために飾ります。