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本日は、年祭がございましたのでご紹介をいたします。
年祭というのは、お家の宗教が仏教のお家で行われる年忌法要にあたります。

仏教では人は亡くなるとえんま様の所へ赴き、生前の行いを裁かれ、て地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天の六つの世界のうちのいずれかに生まれ変わるとされておりますが、神道では人は亡くなる49日の間は家に留まり、家族を見守ります。そして、50日目に行われる50日祭をめどに、神様となったご先祖様の元に赴き、子孫を守る神様の仲間となるのです。

年祭では、祝詞ではなく「祭詞(さいし)」と言うものを奏上します。
これには故人が亡くなってから何日・何年という事を伝え、また様々なお供え物や季節の花などを供え飾り付けをして、故人の御霊が安らかでありますようにと慰めるとともに、神様となったご先祖様と一緒にこれからも子孫を御守り下さいという旨を奉告するものです。

亀ヶ池八幡宮では参集殿に併設されている年祭式場、御家族様お家にある御霊社若しくは墓前にて行えますので、年祭をお考えの方はご相談下さい。

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当八幡宮式場での年祭     墓前での年祭