本日は、七五三のお祝いには欠かせない縁起物「千歳飴」についてお話をさせて頂きます。

写真は亀ヶ池八幡宮でお渡ししている千歳飴です。
千歳飴の「千歳」とは「千年」という意味で、 そこから転じて長い年月という意味もあり、「長寿」の願いを込めてお子様へ贈られます。
その歴史は江戸時代まで遡り、一説では江戸時代に七兵衛という飴屋さんが売り出したのが始まりとする説や、大阪の商人が「長い千歳飴を食べると長寿になる」と江戸に出て売り歩いたことに始まる説と様々あります。
いずれにしても、現代とは異なり甘味が貴重であった時代でしたので、子ども達には嬉しい贈り物であったことは間違いないでしょう。

千歳飴は紅白のおめでたい色をしていますが、その飴を入れる袋も大変華やかで縁起のいいデザインとなっています。

 

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千歳飴袋

「鶴」「亀」は、鶴は千年・亀は萬年という言葉から、祝い事や慶事などの象徴とされます。

また「松」「竹」「梅」には、おなじみ「松竹梅」の意味があります。

古くは歳寒三友(さいかんのさんゆう)という中国の絵画の題材に使われる植物で「松も竹も、一年中青々として色褪せない」「梅は冬の寒い時期に花を咲かせる」というところから、生命力に溢れているとされ好まれました。

そして中央の2人の人物が手に持っている箒と熊手には「百(掃く)歳まで・九十九(く)歳まで」という意味と、箒で邪気を祓い、熊手で福を掻っ込むという、長寿と幸福を祈る意味も込められている、といわれています。

お子様が無事に成長していく事は勿論のこと、幸せ一杯に育って欲しいという意味が、この千歳飴袋には込められています。

七五三のお祝い子さんだけでなく、お子様のお土産などに、千歳飴を贈られては如何でしょうか。