本日は年祭の奉仕がありました。亀ヶ池八幡宮儀式殿にて厳粛に斎行いたしました。

年祭というのは、一般的にいう所謂「年忌法要(法事)」の事です。
本日斎行した年祭は「五十日祭」と申しまして、故人が無くなってから50日目に行う御魂祭りです。
仏教の四十九日の法要に相当いたします。
神道では、人は死後は一族子々孫々を守護する神様に成ると考えております。
その御魂を慰めるとともにお清めし一日も早く一族の守護神になりますようにという意味を込め、故人のお御魂の宿った霊璽を祭壇にお祭りし、季節の花や様々なお供え物をしてお御魂のお祭りを行うのです。

また、五十日祭に合わせましてお骨のお祓いも行いました。
様々な事情にてお骨を奥津城に納めることができない場合、しばらくご自宅などに安置することになります。このように年祭に合わせてお祓いをすることで、より清浄を保ち、納骨の日まで穢れることのないようにいたします。