本日は冬の始まりを表す二十四節気「立冬」でございます。
”立”という字には新しい季節になるという意味や、季節の変わり目になるというような意味がありますが、今日の日中は風もなくぽかぽかと小春日和となりました。
その良い天候のもとで、酉の市が行われておりますのでご紹介いたします。
今日は一の酉ということで、橋本の神明大神宮境内に鎮座する大鷲神社の例祭の日です。毎年一の酉の縁日に例祭を行い、そして盛大に酉の市が開催されております。
祭典は総代世話人他大勢のご参列のもと無事に取り納められました。
御祭神は天日鷲命(アメノヒワシノミコト)という神様で、大阪に鎮座する大鳥神社(大鳥大社)から神様をお迎えし、祭祀を始めたといわれております。日本書紀によると天照大御神が天岩戸に引き篭もりになったときに、神様に捧げる布を奉製した神様であり、古くから「おとりさま」と称されて崇敬されており、殖産興業・商売繁昌の御神徳がございます。
境内は酉の市の準備で大忙しでした。皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか。