本日は、お彼岸の入りです。

お彼岸とは今では仏教の行事として定着しておりますが、もともとは神道の祖先祭祀の行事でありました。
中でも「お彼岸の中日」と呼ばれる「春分の日」「秋分の日」はもともとは「春季皇霊祭」「秋季皇霊祭」という、歴代天皇の御御霊をお祀り申し上げ慰める祭事を行なう期間でした。しかし、戦後に民間で行なわれていた先祖供養と仏教の行事が合わさり、今のようなお彼岸となりました。

氏子地域にて営まれている霊園の夕暮れ時の風景

神道・仏教に関わらず、御霊舎・御仏壇を綺麗に掃除し、いろいろなお供え物をして、家族みんなでご先祖様を偲びたいものです。

当八幡宮の境内の昭和天皇御即位60年記念の紅梅の根本に植えられたたくさんの彼岸花も、この彼岸の期間中に咲くことでしょう。