早いもので11月中盤となりました。ここ数日相模原はお天気に恵まれ、晴天爽やかなお参り日和が続いています。

さて、本日は戌の日の安産祈願についてご案内致します。

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亀ヶ池八幡宮では安産の神様として神功皇后(じんぐうこうごう)をお祀りしております。神功皇后は身重の体で朝鮮遠征・新羅征伐を果たし、日本に帰った後、無事に応神天皇(亀ヶ池八幡宮の主祭神)を出産されました。古事記・日本書紀に見られるこの神話に基づき、神功皇后の御神徳には安産のご利益があります。

妊娠5ヶ月目の戌の日に帯をつける「着帯祝い」という人生儀礼がありますが、これも神功皇后が帯を巻いたという神話に基づくものです。また戌の日に安産祈願のお参りをするのは、戌は安産多産であるため、それにあやかろうというものです。

御祈祷をご希望の場合は、お電話などにてお気軽にご連絡ください。安産祈願をお受けの方には、お札やお守りをはじめ、巻物、岩田帯、安産祈願の絵馬といった授与品をお頒ちしております。

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11月は19日(日曜日)が戌の日となっています。戌の日以外でも安産祈願を承っていますので、ご都合の良い日でご予約ください。

また、亀ヶ池八幡宮では安産祈願参拝記念としてマタニティーフォト撮影を承っております。神社にて安産祈願のお祓いを受けられます記念にマタニティーフォトをどうぞ。 

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どうぞ、母子共に健やかにご出産されますようお祈り申し上げます。

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張子の戌

右の写真は「張子の戌」と言います。
戌の日の説明にもありますように、犬は多産でありなおかつ安産でありますので、それにあやかったものです。
また戌は赤ちゃんや子供の魔除けであったり、病気を追い払う動物とも考えられておりましたので、初宮参りの際にも子供の魔除けや健やかなる成長を祈って贈る風習が関東地方にはございます。