昨年の6月17日、梅雨の晴れ間に横浜市磯子区の神奈川県神社庁新庁舎地鎮祭が斎行され、その模様は当ブログでも報告いたしました。

そしておよそ十ヶ月後の昨日夕刻、新庁舎の神殿に神様にお遷りいただく神殿遷座祭が斎行され、大勢の神職関係、来賓が参列しました。

建物が無事に完成し、社殿のお清め等も済み、遷座祭直前の様子です。奉仕する祭員も緊張の面持ち。

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遷座祭のクライマックスは御(ぎょ)と呼ばれる御神体が斎主によって奉戴され、御神殿に移動するところです。これを遷御の儀といいます。御は白布で四方をしっかり覆われ、また御の移動する道も布単と呼ばれる白布が敷かれています。御の移動と同時に威儀物(いぎもの)を移動します。槍や鉾が代表的な威儀物で、魔除けを担うものです。

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無事に御が新しい神殿に奉安された後は平安にお静まりいただきますように斎主により祝詞が奏上されました。

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今後は無事すべての工事が竣功したことを奉告するお祭などが予定されています。神奈川県神社庁今後益々の彌栄をご祈念申し上げます。誠におめでとうございます。