本日も雨音がしとしとと響く一日でございました。そのような中、先日よりも多くの花弁を開かせる玉垣の紫陽花をみると、七月に入ったといえどまだまだ梅雨の日が続くようだと思う今日この頃でございます。

さて、亀ヶ池八幡宮儀式殿(牡丹の間)にて一年祭と五年祭のご奉仕がございました。

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年祭は家の宗教が神道である場合に行う祖先祭であり、亡くなられた故人様を神としてお祀りし、一族の守護神としてお鎮まりいただくお祭です。神道での祖先祭には百日祭、今回のうような一年祭や五年祭、更には十年祭二十年祭などのように年ごとに行う祖先祭があり、祖神(おやがみ)様とともに、私たちを見守って下さる故人の御霊に感謝し、また御霊が安らかでありますようにお祈りいたします。
祖先の御霊は、お祭を重ねていくことによって清められ、清浄な存在となり、子々孫々を守護する神様となっていくのです。

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お足元がお悪い中ではございましたが、皆様長時間のご参列ご苦労様でございました。