昨日の雨模様が嘘のように、今日は日の光りが差し込む暖かい1日となりました。

本日、お宮参りの後にお喰初の儀式をされた方がいらっしゃいました。
お喰初とは、赤ちゃんが生後100日もしくは120日を迎えた頃、この先食べ物に困ることなく、無事に大きく成長していきますようにと願う行事で、初宮参りの次に赤ちゃんにとって大切な行事となります。

お喰初では、赤ちゃんのための祝い膳が用意されます。

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祝い膳

赤飯・お吸い物・煮物・お漬物・鯛の、一汁三菜の料理が並べられます。
地域によってはこれらの祝い膳にお餅を加える地域もあるようですが、基本的にはこのような形とされています。

お喰初の儀は、まず歯固めの石を口に当ててから、料理を食べさせます(口元にもっていく所作)。
歯固めの石は、石のように丈夫な歯が生えますようにという意味があります。
そして今度は、丈夫な歯で何でも食べられますように、食べ物に困りませんようにという願いを込めて様々な料理を口に運ぶのです。

そのときは、ご飯→お吸い物→ご飯→鯛→ご飯→お吸い物の順番でそれを3度行うとされています。
全てを満遍なく、バランスよく食事ができますようにという願いが込められています。

本日は誠におめでとうございます。
亀ヶ池八幡大神さまのご加護の下、赤ちゃんがすくすくとご成長されますことをご祈念申し上げます。

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