この時期にしては暖かく過ごしやすい一日になりました。

本日は、出張して行なう祭典の奉仕が重なりましたのでご紹介させて頂きます。

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こちらは地鎮祭の様子です。
神様の土地に人間が手を加え、建物を建てる旨をご奉告して許可を戴く神事です。
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こちらは、土地整備に際しての工事安全祈願です。
木々が鬱蒼として、夜になると周辺が思ったよりも暗くなってしまうという事で、この度整備をして、明るい雰囲気へとイメージチェンジをしようという旨の工事であるという事です。

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こちらは井戸埋めに際しましての神事でございます。
井戸を望むようにして、祭壇を組みます。

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井戸埋めの神事に於きましては、このように注連縄を貼ります。
今回のようにタンクに注連縄を張る場合もあれば、井戸の井桁に注連縄を張る場合もあります。
これは、神事を斎行している間に諸々の邪魔や穢れが及ばないようにという意味がございます。
井戸と言うのは水を湛えております。
水は、我々の命や生活諸々において潤し、また清めてくれます。
先人たちは、それは神様の恵みによる事であると考えて参りました。
そして、その水の恵みは水の神様・井戸の神様のお陰であるとして、古くから井戸を大切にしてきました。
「井戸を粗末にすると祟りがある」とか「井戸の神様の祟りは恐ろしい」と言われているのは、命の源を粗末にしたり汚したりすると、行く行くは水が濁ってしまったり井戸が枯れたりして水が飲めなくなったり、使えなくなってしてしまうから、大切にせよという戒めでございましょう。

ですので、今でも井戸を埋めるときには神主さんを呼んで井戸の神様に奉告と感謝のお祀りをするのです。

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最後に記念撮影をいたしました