今までの暑さは何処へやら、一転して急に涼しくなりました。

さて、本日は亀ヶ池八幡宮の兼務神社であります相原八幡宮(緑区相原鎮座)に於いて、お神輿の御霊入れ神事を斎行いたしました。

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相原八幡宮は創建は定かではないものの、平安時代以降もしくは鎌倉時代より少し前の創建ではないかと思われます。京都の石清水八幡宮より神様をお迎えし、建立されました。
ご本殿は、二間社流造(にけんしゃながれづくり)といい、社殿が左右二社に別れ、それぞれに御祭神をお祀りするという構造になっております。
御祭神は、誉田別尊(ホンダワケノミコト・応神天皇)と牛頭天王(スサノオ尊)の二柱の神様です。

誉田別尊(応神天皇)は、八幡様の別名でございます。亀ヶ池八幡宮でも誉田別尊を主祭神としてお祀りいたしております。

牛頭天王は、疫病・災難除けの神様です。亀ヶ池八幡宮ご本殿裏にございます摂末社「八坂神社」にお祭されております。
総本社は京都の八坂神社とも愛知県の津島神社とも呼ばれております。

本日のお祀りでは、牛頭天王さまの御神霊を御神輿にお遷りいただき、町内を廻って戴くのです。
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牛頭天王さまにお遷り戴く前にお祓いをいたします

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祝詞の奏上

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玉串をお供えして、お祭の安全を祈ります
こうして、神事を行った御神輿は、町内を練り歩くことによって神様のお力を町内に行き渡らせて、氏子の皆さんと氏子地域の安泰・安全、そして除災を願うのです。