本日は、南区磯部に鎮座いたします兼務神社「磯部八幡宮」の境内にお祀りされています、不動尊明王例祭が総代以下世話人参列のもと斎行されました。

不動尊明王は「お不動さん」の名で皆に親しまれている仏様です。

どうして、仏様なのに、神主さんがお祭をするの？と思われるかも知れませんが、この磯部地区は古くから神様仏様を一緒に仲良くお祀りしようという信仰があり、その名残なのです。

また、古くは磯部八幡宮は天台宗の系統の修験道場でもあり、本殿では八幡様と阿弥陀如来が、そして境内の護摩堂にはお不動さんが祀られ、修験者の修行場となっていた経緯がございました。

今でも、八幡宮の境内にはお不動さんがあり、年に一度こうして氏子地域の総代らが参列し、連綿と続くお祭の歴史を綴っているのです。