本日は人形についてご説明しましょう。

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穢れを移す人形

人形は「ひとかた」と読みます。神道は罪穢(つみけがれ)を嫌い、事あるごとに清祓いをして、清浄であることを保ってきました。人形は、自分の代わりに罪穢を吸い取ってくれ、人形を水に流すことによって、自身の罪穢を祓うことができると信じられています。

亀ヶ池八幡宮では、この人形を年に二度の大祓のときにお配りしております。人形に各自、姓名と生年月日を記入し、その人形で身体を撫でて、身体の穢れを移し、次に息を吹きかけ、身体の中の穢れを移して、神社に納めるのです。

どうぞ、今年度7月4日日曜日午後3時からの夏越祭(大祓)・茅の輪くぐり神事へ参列され半年間の罪穢を祓うことをおすすめ致します。