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本日は午前の内から雨が降り、一日中雨天となりました。このようなとき、神職は事務仕事や、次に来るお祭り(夏越祭や夏祭り)の準備に追われます。「晴耕雨読・せいこううどく」先人達の言葉の通りであります。社務の一つをご紹介しましょう。

写真は紙垂(四垂)と言います。「しで」と読みますが、紙垂と聞いて皆様はご想像がつきますでしょうか。神社にお参りをなさったときには一度は目にしたことのある物と思います。鳥居や、しめ縄などに垂らす、ぎざぎざとした形の白い和紙で出来た大小様々な形をした紙のことです。

俗世間と浄域・神域との境を表し、ここから先は神聖であることを示す紙垂。雨の日の社務としてこの紙垂を奉製(ほうせい)するなどもいたしております。

皆様におかれましては、この寒さでお風邪などひかれませんようご自愛下さい。