4月1日、鶴岡八幡宮に於いて応神天皇1700年式年祭が斎行されました。

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この1700年式年というのは、日本の15代目の天皇、応神天皇が崩御されてから今年で1700年を迎えるという意味であります。祭典には当亀ヶ池八幡宮宮司も参列いたしました。
また、日本各地の主要な八幡宮には天皇陛下より幣帛が奉られました。

応神天皇は八幡大神としてその名を知られ、宇佐神宮を総本社として日本各地に1〜2万余ある八幡宮・八幡神社にてお祀りされております。
かつて鎌倉時代には源氏の氏神・武家の守護神として信仰されておりましたが、時代の変遷とともに、今日では民衆の守護神として信仰されております。

応神天皇崩御1700年という節目の年を迎え、我々八幡宮職員共々、応神天皇様のますますの御神威の発揚(パワーアップ)のために、日々神明奉仕に励む所存であります。

少々余談になりますが、鶴岡八幡宮の御神木である大銀杏が倒木してしまうという大変痛ましいニュースは皆さんご存じの事と思います。

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先日、芽吹きを祈る神事が執り行われたとの事ですが、数日後、残された根から新芽が確認されたとの事です。
きっと、応神天皇様はその願いをお聞き届けになり、銀杏に新しい生命をお宿し下さった事でしょう。
我々としても大変嬉しいニュースでありました。